昨日、脳天松落語シンジケートのおこぼれで、上野鈴本「一之輔独演会」を聴きにいく。いま、もっとも旬で人気の噺家が、春風亭一之輔。真打ちになった頃の小朝現象を思わす熱気だ。同会は、後援会の会員さんたちが中心になり、その周辺にいる知り合いがようやくチケットを入手できるという密度の濃い集りだ。一之輔は長い長いまくらを振って「うなぎのたいこ(すぐ、漢字が出てこない)」、ゲストに雲助「お見立て」、休憩はさんで大ネタ「子別れ」を熱演。よござんしたよ、ヨッ! と声をかけたくなる。会場に知り合いの顔がチラホラ。坂崎重盛翁に挨拶。入口では平松洋子さんなど。
シンジケートの一味である有志(サンポ堂、金丸姐さん)とで「もつ鍋」囲んで打ち上げ。行き帰りの車中では、ずっと良寛唐木順三良寛ちくま文庫が目の詰まった評論なので、中野孝次良寛 心のうた』でときどき風を通しながら、併読し、メモを取る。出雲崎へ行きたい。ちょっと遠いけど。日帰りでいいんだ。
東京からMAXときで燕三条弥彦線に乗換えて吉田、最後越後線出雲崎。最寄り駅からだと4時間。武蔵野線で大宮から乗れば、時間短縮になるが、乗換えが増えてメンドウなんだ。出雲崎、行くか。二、三時間、町をうろついて記念館を訪れて、海を見ればそれでいい。日本海はちょっと曇って、荒れている方がいい。肴はあぶったイカでいい。
トニー滝谷サウンドトラック(坂本龍一)を聞く。
もう本日のことですが、最後のキックを。まだ、若干席の余裕あり、とのことです。よろしかったら、遊びに来て下さい。特製色紙も用意しました。ちょい雨のようですが、やがて上がるでしょう。スライドショーもございます。
「中央線古本屋合算地図」刊行記念イベント
『オカタケ・古ツア中央線の古本屋を語る』
■開催日:2017年6月25日(日)
■出演:岡崎武志小山力也(古本屋ツアー・イン・ジャパン)
■開場:17時
■開演:17時30分(19時30分終了予定)
■定員:25名
■参加費:1,000円
■場所:西荻窪・銀盛会館 JR西荻窪駅南口徒歩5分 杉並区西荻南2-18-4
※参加費は当日会場受付にてお支払いいただきます。
■予約受付→http://seirindousyobou.cart.fc2.com/ca13/318/p-r-s/
ありがとうございました。無事終わりました。20数名の方々に参加いただきました。北原尚彦さんにはゲストとして登壇してもらい、中央線の古本屋(ぼくと古つツアさんの欠落部)を埋めてもらいました。感謝です。新刊が出たばかりで、『合算地図』にも寄稿いただいた南陀楼綾繁さんにも、最後少しの時間、喋ってもらいました。