終日、ゲラと格闘。ううむ、「書窓」も「五反田」もパスだ。午後、少し落ちついたら、中央線をぶらつこう。三鷹上々堂」の補充精算もある。
BOOKER LITTLEのTIME盤を久しぶりに聞く。ワンホーン、ピアノがウィントン・ケリーとトミイ・フラナガンの二枚看板、ベースがスコット・ラファロ、ドラムがロイ・ヘインズ。ちょっとボリュームを上げて聞こう。
サンデー毎日」で、柳家さん喬師の著者インタビューが決まる。うれしい。講談社から『大人の落語』という音声DVDつきの本を出された。聞きたいことがいっぱいある。著者インタビューをするライターとしては、私はすでに高齢すぎるが、高齢でないと聞けない分野や話があると思っている。需要があれば、まだまだやりたい。
「大人の休日」パス、このところずっと「パス」し続けで、年間会員費がもったいないが、6月末から7月あたま、果して使えるだろうか。何もせず、「あずさ」で松本まで行って、山を見て、「まるも」でコーヒーを飲んでくる、というのでもいいのだ。車内でゲラをチェックすればいい。木曽へもちょっと行きたい気がする。「南木曽(なぎそ)」なんて駅名が懐かしい。大学時代、山本善行が、あれは大学院受験のためだったか、南木曽からバスに揺られて山奥の「王滝村」にある学生村に滞在していたのを、何日か、ぼくも遊びに行ったことがある。駅からずっと同じバスに乗車した若者がいて、降りたバス停も同じで、宿も同じということがあった。セミ時雨と草いきれのなか、あたりを散策した思い出もある。しかし1000メートル級の高山で、一種の高山病にかかったか、京都へ帰ってから熱が出てぶっ倒れた、なんてこともあった。40年近く前の話だ。読書村の読書発電所も見たい。