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２日夜は西荻「のみ亭」にて、鈴木翁二ライブ。こじんまりとした、しかし目前に翁二さんがいる、真性のファンだけに囲まれたいい空間だった。翁二さんのギターと歌は、まさに鈴木翁二の世界。いいなあ、と酔いしれる。終わって、直売のＣＤを買うと、イラストとサインを入れてくれた。これはうれしい。
翌３日は、西部「ブック＆Ａ」経由で、荻窪「ささま」、そこから歩いて「タイトル」へ。二階で鈴木翁二展を開催中。小さい原画は4000円から販売。一枚欲しかったが、すべて売約済み。そりゃあそうだろう。金があれば、着色した水彩を一枚、買いたかったが。階下で辻山くんに挨拶。「モンガ堂」へ、とも思ったが、力つきて、「茶さんぽ」でにぎわう西荻へ。雑貨店の店頭で、駄菓子屋のおもちゃのデッドストックみたいなのが安売りされている。「てなもんや三度笠」の写し絵と、宇宙少年ソランか、ばったもののシールを買う。
今月25日夜、西荻「銀盛会館」で古ツアさんと『中央線古本屋合算地図』刊行記念のトークイベントを開く。告知用のイラストを一枚描く。詳細は追って告知を。前半はいつものトーク、後半は車座で酒盛りしながら、参加したみなさんの記憶を拝借して、より強固な合算地図を作るつもり。写真は小さいが、そのイラスト。え映画「砂の器」のパロディ。ぼくと古ツアさんが、「亀田」駅へ降り立ち、これから古本屋を探そうという図。
セパ交流戦、対日ハム戦で阪神が延長逆転勝ち。「ヒーローはまた岡崎！阪神サヨナラ勝ち」だという。なんか、うれしいな。スポーツ欄で、同名が踊るのは、サッカーＷ杯予選での岡崎ぐらい。
小林信彦『本音を申せば　わがクラシック・スターたち』（文藝春秋）を読んでる。「週刊文春」連載単行本化もこれで19冊目。