okatake2017-05-30

スマホが一日半、行方不明で、音信不通になっていたが、机周りを捜索して無事救出。同じ人から着信とメールが来ていて、あわてて返信する。さぞかし「まったく、なにやってんだ?」と思われたことであろう。すいませんでした。「ひよっこ」の可愛い女の子たちともお別れか。「腹時計」「うんめぇ〜!(山羊のまね)」など、脚本の芸が細かい。せっけん工場の社長、いやに優しく、なれなれしく怪しいぞ。いざ、現場に立つと、コロッと変わる可能性あり。柴田翔『地蔵千年、花百年』、あともう少しで読み終える。そうだ、「タイトル」で鈴木翁二展が始まっているんだ。
財布が見つからぬまま、現金を手に外出。「アカハタ」の仕事で、NHKでドラマ試写。原宿から歩く。早く着いたら、明治神宮の森を散歩なんて考えていたが、財布を探しているうち時間が切羽詰まり、早足で放送センターへ。ずっと下り坂だから、距離は渋谷からより、ややあるが、いつも原宿から歩きである。大阪BK制作の30分ドラマ(6回連続)を初回分見て、かしまし娘の照枝ねえさん、「赤星」という名の大衆食堂に「大阪」を感じつつ見終わり、そのまま記者会見にも居残る。
帰りは、こちらも下りとなる渋谷まで歩く。渋谷へ出て、ちょっと迷ったが、「ギンレイ」がどんどんごぶさたになるので、一本だけでも見ようと飯田橋へ移動。夏の陽射しだ。ギンレイのパスポートカードを出そうと、そのとき、そうか今日は財布を持ってないんだと気づく。こうなるともう年寄り、である。「ブ」で柴田翔の文庫一冊、芸術新潮長谷川町子と『サザエさん』」が510円に落ちていたので買う。「サザエさん」原画が掲載されているが、新聞連載の原稿を切り、単行本にするとき、横長サイズに周囲を書き足していることがわかる。これは、もう20年前近く「長谷川町子美術館」を取材した時にも気づいたことだった。
長谷川町子は、極端な人見知りで、外出も控え、パーティなど一切出ることはなく、何かの授賞式に現れたとき、加藤芳郎をして「動いている長谷川町子を初めて見た」と言わしめた。ただ旅行は好き、だったようだ。不思議な人である。