20日(土)の「新潮講座」と「コクテイル」トリオ・ザ・ポエムズのダブルヘッダーを無事終える。なんだかホッとするとともに脱力。「コクテイル」では二階で打ち上げ。そのあと、散歩堂さん、Mちゃんと「ちんとんしゃん」へ。ぼく、数年ぶりなのに、ママさん、「あら、岡崎さあん」と覚えてくれている。すごいなあ。あと今月、24日「中川フォーク」、27日枚方市「蔦屋書店」、31日「無印」が残っている。いろんなことやり過ぎだろうか。目まぐるしい狭間を縫って、少しずつ仕事をこなす。
昨日21日は頭の洗濯。午前、国立まで自転車で出て、駐輪所に止め、大学通を歩き出す。途中、介護職に就く古い友人Kくんとばったり、久しぶり。なんでも、介護の仕事、人が辞めて、Kくんに荷重がかかり大変だそう。この日もこれから仕事。付き添いで某所へ出かけるという。
日が強くなってきた。100均で帽子を買い、少し小さいが(58でも僕にはキツい)、ないよりましと日盛りを歩く。谷保駅脇きから谷保天満宮、傾斜になった境内を抜け、裏手から農村のような風景の道を突き進んで行く。用水の水の流れと逆に、城山公園から保存公開された古民家へ。ここで休憩。縁側で横になる。風が涼しく渡る。ヤクルト研究所脇の小径から住宅街へ入り、国立郷土文化館に到着。ここで国立の昔の写真展をしている。といっても申し訳程度のスペースで点数は少なく、しかも写真集からの拡大コピーのものもある。まあ、無料だからな。一階休憩所・販売所で、写真集を購う(2000円)。矢川駅まで歩き、立川経由で国立まで戻ってくる。2時間強の散歩であった。カレーが食べたくなって「松屋」でハンバーグカレー(590円)を。カレーとハンバーグが別皿で出てくる。味噌汁つき、サラダなし。でも、これがけっこう美味かった。カレーショップで頼むカレーは、ルーの量が少なく、ライスとの配分に苦慮することがある。でも「松屋」はたっぷりで悠々フィニッシュ。「ブ」から「ド」といつものコース。松本清張を少し読む。
先日、「サン毎」の担当Sさん、編集部Fさんと、ひさしぶりに西荻で飲んだが、ぼく、ずっと「Fさん」の名を、頭文字は同じだが、別の名で呼んでいたことに後で気づく。ひどいなあ、ごめんなさい。酔った頭で思い出せば、何度か、そういえば「Fです」と、ちゃんと訂正していたのに、それは何か別のことを言っていると思って、一向改めなかったのだ。
ビートルズ「ハード・デイ・ナイツ」の中で、老人(ポールの祖父)が、本ばかり読んでいるリンゴに、本など読まずに、外へ出て冒険しろ、恋愛しろと諭すシーンがある。寺山修司『書を捨てよ街へ出よう』のネタ元はこれか?
5月31日無印でのトークは満席となった、と知らせがありました。ご予約ありがとうございました、って知っている人は来るのかな?
青山文平『遠縁の女』読了。ううむ、時代小説という古い器に、こういう新しい酒を注ぐことができるのか。いやあ、感心しました。