みずのわ出版」さんからの便りです。
「5月に入りました。御変りありませんでしょうか。『花森安治装釘集成』刊行記念トークイベントを以下の通り開催します。京都近辺在住でまだご購入でない方、この機会に誠光社さんでお求めください。
林哲夫、装釘家花森安治を語る『花森安治装釘集成』刊行記念スペシャトークイベント 5月5日(金)19時〜 誠光社
要予約→ http://www.seikosha-books.com/event/2185
5月3日は京都「徳正寺」のイベントもあります。ちょうど「みやこめっせ」での春の古本市も開かれている時期です。関西もしくは他府県の方もぜひお出かけ下さい。
ぼうっとしているとき、ついリビングのテレビでNHKかCS、テレ東を見てしまうが、テレ東で「街道歩き旅」みたいなシリーズ企画が放送されていて、この日は日光街道日本橋から宇都宮までペア3組がリレーして踏破する回。テレ東らしい低予算の、スタッフまかせ過酷企画。このペアの組み合わせが絶妙で、誰が見ても、ああ「○○さんだ!」という、ギャラちょい高タレントと、「ええと、見た気がするけど、誰でしたっけ?」というギャラちょい安タレントが登場。第一組が、かたせ梨乃と佐藤仁美だ。後者は、この番組で初めて顔と名を知ったが、少し劣化が入っている感じの女優さん(いや、もちろんキレイな人ですよ)。しかも本人がそれを自覚して、低予算に合わせた血圧の調整で振る舞っているのが、じつに出色であった。あくまで大女優・かたせにつきそって、まるでやる気なし(と見える)のスタンスが、こういう番組では生きてくる。寝起きみたいな感じで、今日、誰と組むか知らされていなくて日本橋でペアを待つ佐藤の前に現れたのが、オーラ全開で笑み満面の、あの、ごぞんじ「かたせ梨乃」だ。「あらあ、大物女優だわ」みたいに、表情を変えずに受ける佐藤。いいねえ。じつは私生活で飲み仲間らしい。いやあ、この佐藤仁美に釘付けだ。こういうポジションのタレントの遣い方が、テレ東京はじつに巧い。第三組の、おそらく「ちょい高」えなりかずきの、旋風を巻き起こすような人気ぶりにも驚いた。傍らで、かつてのトレンディ俳優・風間トオル(だったっけ?)が、(もう、好きにしてくれよ)と投げてた風情がまたいい。
毎晩、矢部登随筆集『田端抄』龜鳴屋を、いまごろになってしみじみと、歯に染み通る味わいを感じながら読み継いでおります。田内静三という詩人の存在を知る。いや、これ、いい詩人ですよ。
あさってに迫った「岡崎武志還暦イベント イン京都・徳正寺」ですが、ぼくがポカをやり、開演時間を30分早く告知しました。扉野くんからの訂正を借りて、訂正します。まだ残席あるそうです。ふるってご参加ください。
「 岡崎さんの案内ハガキに「15:30開演」とあるのに気がつきました。
 僕のブログでは15:00開場 16:00開演としています。
15:30と思って来られる方もあると思いますが、事情を説明して
16:00頃スタートとしましょう。
 終演はいちおう18:00としています。すこしの延長はオッケーです。