okatake2017-01-29

尿意で明け方めざめる。呑み過ぎなり。
『気がついたらいつも本ばかり読んでいた』の書評、「週刊ポスト」に坪内祐三さんが書いてくれている、と知らせがあり、あわてて早朝、コンビニへ買いに。ほんとだ。よくわかっている人に、うまく紹介してもらって、非常にうれしい。保存しておこう。
昨日は「新潮講座」第二期の第一回目。第一期と同じ人が来てくれていて、恐縮する。だから、同じ話はできない。90分、板書し、本を見せながら、いっしょうけんめいのおしゃべり。疲れました。その足で、白山。野溝七生子の青春と題された東洋大学での講演会に出席したメンバーと合流、丸首半袖白シャツの男たちがもくもくと働き、その姿を森まゆみさんに絶讃された中華「兆徳」で新年会。ネギさん、武藤良子さん、北條くん、ムラカミさん、それに久しぶり、映画評論家のクークーさんというメンバーにぼくが加わる。ネギさんの顔で開店前に入れてもらい、いちばん奥の席を陣取ったのだが、開店と同時に客がなだれこみ、店の前には行列ができていた。なんという店か。餃子、やきそば、チャーハン、卵とトマトの炒め物と、どれもボリュームがあって旨し。有志で二次会。いろんなことが喋れてよかった。発散になった。
午前中は「中央線展」へ。いちばんの買い物は署名入り(木原孝一宛て)『石原吉郎詩集』思潮社、函入り。これが1000円。さとし書房さんの出品。署名がなくても1000円は安い。ほか、珍しい万博もの、狼少年ケンの小型ノート(パラパラ漫画つき)、たばこ「光」の箱メモリアルデザイン12種一括、などを買う。
イラストレーターで絵本作家の土橋とし子さんから遅い賀状を兼ねた移転通知が届く。土橋さん、転居マニアか、よく引越しをするのなり。でも転居先は、自然たっぷりの、いいところだ。落ちついて仕事ができそう。ぼくも、身軽だったら、日本国中、いろんなところに住んでみたかった。