okatake2017-01-20

寒い一日。「ギンレイ」プログラム、スケジュール、今日が最終日だったが、おとなしく家にいる。
昨日は、三鷹上々堂」へ補充精算。石丸くんと話す。キリスト教関係の本が高値でネットで好調とのこと。寝てる間に「○○○」(金額)売れてるんです、という。
売上金持って(年末年始で少ない)ひさしぶりに「いしはら食堂」。このところ「アジフライ」に凝っていて、ニラレバ炒め+アジフライ一枚と定食という組み合わせ。うまい、うまい。これで530円。安い、安い。「水中書店」へも寄って、もろもろ買い、コンノくんと話す。汚れのない好青年とは、彼のことか。
本当は銀座松屋古書市へ行くつもりでいたが、なんだか疲れて、神保町を流して、サン毎で本選び。帰り、西荻へ。音羽館再開と、八王子で店舗を決め3月中旬オープンの「むしくい堂」を祝い、西荻連で新年会。気がねない仲間との酒宴は楽し。ここでもアジフライを注文し、我ながら呆れる。二次会は、盛林堂行きつけの二階にあるバー「1956」へ。ものすごく雰囲気のある、ある種、完璧なバーだった。「メイカーズマーク」のソーダ割を2杯。またもや「わんわん忠臣蔵」の話をしていた。しつこいぞ。電車のなかでは、ずっと分銅惇作『中原中也』(講談社現代新書)を読む。最後のページに、自分の字で、エンピツ書きの日付「昭和52年1月17日」とある。この頃、特に読書欲旺盛であった。分銅の中原論はけっこうハイレベル。
昨年、一挙に書いた新「風来坊」書き下ろし詩稿19編、善行堂から詩集を出してもらうことにして、送ってあったが、本日、林哲夫大兄から、本文組みのPDFが届く。やっぱり、こうしてデザインセンスの息がかかったかたちで見ると、うれしい。林さんは写真もいいが、写真も今回、随所に挟み込まれることになり、詩+写真というスタイルの詩集になりそう。なんとか、還暦の誕生日までにかたちにしたい。善行堂へお礼の電話をする。最初、以前にまとめたスムース文庫『詩集 風来坊』も、一緒にもう一度採録して、完全版にしようという話だったが、「今回のは、これはこれで、岡崎の一つの世界になってるから、新作だけでまとめた方がいいと思ったんや」と言ってくれる。「あとがき」も書いた。これは本としてかたちになるのが、本当に楽しみだ。
写真は、2月発売予定の中公文庫『古本道入門』カバーの刷り出し。あこがれの森英二郎さんがデザインしてくださった。春の予定が埋まっていく。