昨日は晴天のもと、外出。講談社25階応接室(マドからの景色がめちゃくちゃよい)で、鮫肌文殊さんインタビュー。もっとバリバリの大阪弁で、はっちゃけた喋り方をすると想像していたら、意外に穏やかで、ていねいな喋り方。鮫肌氏は、ぼくと同じ1990年大阪からの上京組(出身は兵庫県)。「自由時間」という雑誌で、顔を合わせたことはないが、同じライター仕事をしていたこともある。
取材終え、専用の地下鉄出入り口通路を移動すると、途中、相当古びたタイル壁がある。講談社には「オブラ」ライター時代に何度か通ったが、いつも地上へ出てから、正面玄関から入っていたので、このタイル壁に気づかなかったのだ。音羽通り対岸に「ジョナサン」があったが、もうないのか。サン毎の担当Sさんと九段下へ。編集部で本えらび。一年が始まったという気がする。帰り、どこへも寄らないで最寄り駅まで帰還。「紀ノ国屋」でお気に入りのホワイトブレッドと、あといくつか値引き品を買い物。赤旗「試写室」、NHK大河「直虎」原稿を送る。
CSで録画しておいた、映画「特捜部Q 檻の中の女」を見る。この北欧ミステリ原作は、シリーズ化され、三作まで読んでいる。
http://movies.yahoo.co.jp/movie/特捜部Q%E3%80%80檻の中の女/350791/
2月発売予定の中公文庫版『古本道入門』の「あとがき」を書き終えた。新書版が出たのが2011年。この間、消えた店も多く、本文のデータや情報の書き換えが必要だった。なにより、中公文庫の一冊、自分の名前が加わったことがうれしい。「スムース」で山本と「中公文庫特集」を組んだのは、いつだったか。カバーデザインは森英二郎さんが手がけてくださった。これもファンとして、めちゃくちゃうれしいできごと。
今年とどいた年賀状は、ちゃんと数えていないが、150枚くらいか。
西荻盛林堂書房」では、昨年に引き続き、店内で『気がついたらいつも本ばかり読んでいた』(原書房)で使った肉筆挿絵原画の展示販売を行っています。すべて落款とサイン入り。小が1000円、大(着色)が2000円です。今月いっぱいで撤収予定で、ご興味のある方は、西荻盛林堂書房」さんへ。