手がちょっとでも空くと、あそこへ行きたい、ここへ行きたい病が始まる。浦安で「青べか物語」探索(もう、何も面影は残っていなさそうだが)などと、千葉地図を片手に妄想していると、旧江戸川に「妙見島」という中州を見つける。こちらはぎりぎり東京都。東京都内唯一の自然島という。住所は江戸川区東葛西3丁目。東京油脂、月島食品という工場しか、記載はないが、後者は業務用マーガリンを製造している由。当り前だが、住民もいるようで、一度探索してみたい。「タモリ倶楽部」はすでに2011年に探訪している。「青べか」の世界は昭和2、3年ごろの話。東京へ渡る浦安橋が架かるのは昭和15年、もちろん東西線延伸はもっと後だから、鉄道網はなく、旧江戸川をはさんで対岸の東京は別世界だった。検見川「広徳院」(家出して上京した拓郎の下宿先)もどうしても見たい。年内に一度、青春18を使って千葉旅をしてみるか。