昨日は「アカハタ」の仕事で渋谷NHKへ、来春から始まる大河「直虎」の第一回DVDを見にいく。帰り、西荻「盛林堂」へ。先日のイベントのお礼と、『気がついたら』原画展示の様子を見に行く。柱を利用して、タテにうまく小さな原画を配列し、見映えのある展示にしてくれていた。レジまわりには彩色「読む人」シリーズを。前者1000円、後者2000円で販売もしています。肉筆一点ものです。
梯久美子さんインタビュー、明日に迫って、ようやく『狂うひと』も半分を過ぎた。今日と明日午前中に読み上げる。始終、メモは取っているが、そのメモも膨大な量に。時間的に聞けることは少なく、書けることはもっと少ないわけだから、ここから要点と、原稿の道筋をつけていく。準備さえできれば、仕事は半分以上、終わったようなものだ。
年末進行を含む締め切りも今週あたりがヤマで、週末、週明けには「クリ詩マスショー」(残席あり、予約は国立ビブリオまで)「中川フォーク忘年会ライブ 五郎さんがボブ・ディランを語り歌う」(こちらは満席)も控えている。忘年会は、いまのところ決っているだけで三つか。なだれ込む、という感じで年越しへ。年賀状原画も作ったし、来年使うスケジュール帳も買った。
青春18利用、古本屋がらみ近郊の旅も画策していて、前から行きたかったのが検見川。駅前「廣徳院」は、1966年に広島を家出した吉田拓郎が下宿したお寺。ここへ行きたい。新検見川に「草古堂」があったのだが、いまはない。ざんねん。いろいろ検索していたら、検見川の送信所跡があり、これを設計したのが吉田鉄郎という建築家。なんとな!
リップヴァンウィンクルの花嫁」を見てから、いちにち、ユーミンの「何もなかったように」が頭から離れない。気がついたら、電車のなかでも「年老いたシェパードが遠くへ行く日」などと口ずさんでいる。危ないなあ。そうそう、同作品最後に出てくる「りりィ」が壮絶な演技で作品を締めるが、今年11月11日に亡くなっていた。64歳だった。映画に出たときは63ぐらいなのか。 
原書房の百町くんから『気がついたら』が「12月13日調べ、東京堂書店週間ベストセラーで、9位に入りました」と報告が。ありがたいことです。