昨日は雨に閉じ込められ、夕方外出、西荻音羽館」で滞留し、本二冊と小学館のDVDブック松本清張「眼の壁」を買う。音羽館、バイトが辞め、困っているとのこと。本気でバイトで使ってもらおうかと考える。音羽館なら、バイト募集をすれば殺到するだろうと思うが。広瀬くんが古書組合役員になって多忙となり、買取りの本が山を成すが、手をつけられず、補充もおぼつかないという。16年目に迎えたヘアピンカーブだ。「眼の壁」は、たしか神田、昌平橋あたりが映る「東京映画」。もちろん清張作品だから、地方へ旅もする。高円寺へ移動。QBで散髪。「藍書店」均一で二冊、先日同店で井上理津子さんが「日刊ゲンダイ」の取材をしているところに遭遇し、一緒に写真を撮られたが、それが大きく載る。あくまで「藍書店」がメインなので、出しゃばってしまったと鈴木さんに謝っていると、レジにいた女性と目が合う。親しいというわけではないがよく知る女性がそこに座っていた。10年ぶりぐらいではないか。阿佐ケ谷で週一でカフェを開いているとのこと。上島珈琲で、「藍書店」で買った『西脇順三郎詩集』を読む。
この日は舒文堂河島くんが大市のため上京しているため、昨年につづき、彼を囲む宴がコクテイル二階で開かれる。いろんな話が出たなあ。メモしておけばよかった。ナンダロウくんが、また熊本中心に、方々へ「一箱」大使として旅に出る。「汽水社」オープニングイベントのトークにナンダロウくんが登場するという。みずのわ出版花森安治装幀集成の話など。古本の話がツーカーなので、楽しい一夜であった。用意した色紙に、参加者が寄せ書きし、河島くんに進呈する。
10時に散会し、もう一軒と誘うが、みな帰るという。いや、言ってみただけで、じつはこの時間ぐらいで終わるのが、いいんだ。
今日はサン毎に本選びに。その前、千駄ヶ谷から、ピーターキャット跡を拝み、鳩森神社富士塚へ上り、外苑いちょう並木へ。その周辺の幼稚園、小学校、中学校と都立北青山一丁目アパートをチェック。これは某有名人の出自にからむ取材なり。いちょうの葉っぱは最高潮に色づいて、すごい人出なり。葉っぱを一枚拾う。