夜半、裸に近い格好で寝ていて、寒くて目がさめる。
昨夜も現実逃避して、愛用の『山手下町散歩』地図をこねくりまわし、大山、板橋方面を机上で徘徊。銭湯の消沈と古本屋をチェック。いろいろ、おもしろい。本蓮沼駅前の「ゆうけい堂」は、古ツアさんが踏破済み。しかし、最新情報では、現在売り買いは中止とある。その南、志村三小近くに「関東毛髪研究所」とあり、激しく反応する。どうやら、ふつうの散髪屋らしい。検索すると好ましい外観の写真がアップされている。ううん、愛でたい。葛飾区には「恋する毛髪研究所」があるらしく、なにがなんだか。古本屋さんの店名も、昔に比べたら、奇抜異色が増えたが(守口市に開店する「たられば書店」もその一つ)、「恋する古本屋」はまだない。早いもの勝ち、と言っておこう。このあたり富士塚を持つ神社がいくつか散見できる。板橋区に「富士見町」もあり、富士の拝める土地だったようだ。
「クリフトン年代記」、ついにゲラの状態で送られてきた第六部に突入。ちょっと早く読み過ぎたか。締め切りはまだ先なんだ。しかし、おもしろいなあ。