メール受信、途絶え、ひょっとしたら送信もできないかも。たまーに、そうなる。モデムをいじる(ラインを一度抜く)と回復するはずだが、どうも。
志賀直哉の文庫、全集の端本など、「注」について急に気になり、図書館、古本屋をめぐる。ぼくの所持する文庫は、古くて注がついていなかったりする。平成になって改版された『和解』(新潮文庫)にはたっぷり注が。旧版ではどうだったか。それが部屋で見つからぬ。集英社文庫の『清兵衛と瓢箪 小僧の神様』を買ってみるが、この注はよくできている。「十一月三日午後の事」の「根戸にいる従弟」が、高橋勝也で、義母の兄の息子、とわかる。解説、鑑賞、年譜、それに口絵写真も豊富で、中学校、高校の国語教師が生徒に奨めるなら、これがいい。これに気づいたこと、びしびし書きこんでいくことにしよう。
文庫化が決定している『古本道入門』に手を入れ始めたら、この6年のあまりの変化に、ちょっと驚く。
「クリフトン年代記」は、ついに第5部上に突入。頭にいろんなことが詰まりすぎて、ちかごろは音楽も聞かない。エンテツさんが東京新聞連載で紹介していた池袋3丁目の「なみき食堂」へ行ってみたい。この近くに、戦後、種村季弘が住んでいたはずなんだ。このあたり、歩くと面白そう。
メールは恢復、一日ぶりに、あっというまに20幾つかのメールが押し詰まって出てきた。あわてていくつか返信。
山本「善行堂」善行との、大阪守口駅前「たられば書店」でのトークイベント9月24日(土)に、関西圏の方、ぜひお越し下さい。先日の「ディランセカンド」でのトーク&ライブとは、重ならないような話しにしようと、善行とは打ち合わせ済み。だから、先日来て下さった方も、まったくだいじょうぶ。違う話をします。守口、守口高校までの通学路、京橋、千林の古本屋、半ドンの喜び、王将、ぼくは、一年間「淀川工業」の定時制で教えていた話などもしたいと思います。あふれるように守口中心に京阪沿線の話、古本屋の話が繰り出すでしょう。告知ハガキもできてきましたが、なかなかのセンス。いい古本屋になる予感がします。
予約お待ちしています。善行堂でも受け付けています。善行堂で、告知ハガキ、ぜひもらってください。東京では「音羽館」が取り扱ってくれているようです。守口から近いので、枚方さんぽもしてこようと思っている。
http://tarareba.jp/calendar/1268485