昨日、大宅文庫へ行ってきた。今週、「おれは男だ!」の取材で森田、早瀬両氏に会うための準備。ヨコハマの放送ライブラリーへも行こうと思って、検索したら、同ライブラリーに「おれは男だ!」はなかった。大雨の京王線、そうか快速は八幡山に停まるのか、駅前バーミヤンで食事、各テーブルに置いてある「読売新聞」で「出版不況 書店の生きる道」記事を読む。雨は止み、松沢病院のすごいセミ時雨を浴びながら大宅文庫へ。パソコン検索になって、勝手が分からず係の人に聞く。それでもこの20年ぐらいのものが中心で、古いものは、やっぱり紙検索に頼る。わずか一時間ほどでぐったりとなる。
芸能雑誌を大量に管理販売する古本屋「カルチャーステーション」へも寄るが、目当ての「明星」「平凡」など5000円以上する。駅近くの雑貨と古本「グランマーズ」は外観のみ写真に収め、なかへ入る勇気はなかった。帰り、稲田堤「ブ」へ。ここは小型店ながら買える店。200円とはいかないが、『小澤征爾 サイトウ・キネン・オーケストラ欧州を行く』小学館を安く買う。ほか数冊。夕方また少し雨。夏の終りを告げる雨ならん。湿度をまとって歩くようだ。汗が噴き出す。
本日、青春18二回目を使って我孫子へ。前から気になっていた、志賀直哉旧居(復元)とそこからすぐ近く「白樺文学館」を訪ねる。後者で、すぐ近くに「ノースレイク・カフェ&ブック」(我孫子市緑2−11ー48 第3火・月休)というお洒落なブックカフェの存在を知り、訪れる。ちゃんと均一含め古本を置いているカフェである。アイスコーヒーを飲む。あとで検索したら、ちゃんと古ツアさんは踏破済みだった。当然か。このあと成田へ、と思っていたが、駅まで戻ったところでダウン。白旗ふって帰還。この酷暑を念頭におかないと、青春18は駆使できない。冷房の効いた、長いロードをただひたすら行くというのがいいかも。
白樺美術館へは、駅前から少し東へ歩き、郵便局脇から道を左折し、大光寺の壁沿いに行く方がいい。志賀直哉「和解」は、この我孫子時代に執筆され、「大光寺」も登場する。志賀直哉の書斎、狭いのに驚く。茶室、といった感じ。