昨日、台風近づくなか外出。渋谷・東急古本市をさらっとなぜて、東横線に乗り込もうとするが、西も東もわからず、地下へ降りて困惑する。なにがどうなってしまったのか、自分はどこへ行けばいいのか、表示を頼りになんとか乗車。渋谷はキライだ。学芸大で下車。雨が降り出す。「ブ」で岡林信康インタビューが掲載された音楽誌を買い、流浪堂へ。ひょっとしたら初めてかもしれない。しかし、品揃えの充実は目をみはり、見せ方にも工夫があって、ううんとうなる。買えなかったのはこちらの事情で、店の責任ではない。少し蛇口をゆるめれば、いくらでも買える店である。都立大へ移動。都立大前の古本屋もチェックするがこちらはお休み。待ち合わせた有志と、パーシモンホールで柳家小三治独演会。ほぼ満席である。「転宅」と「青菜」の二席。前者は長いまくらをふり、後者はいきなり噺に入った。そして終演時間にぴたりと収めた。いやになるぐらい、いろんな口演を聞いた二席ながら、本当におもしろい高座だった。「青菜」のオチにミスがある瑕瑾はあったが、みんな知ってる噺だし、どうってことないだろう。いや、堪能しました。雨の環七をタクシーを飛ばし、4人は中野へ。「ブリック」というサントリーバーで3時間近くのたくる。
新潮社の文化講座にて、「本の学校」という三回の講座を、この秋からやることになりました。ご興味のある方は、以下にアクセスください。
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