昨日、夜。西荻で盛林堂・小野、小山両氏と落ち合い、居酒屋で悪だくみ、というより来年発行に向けて、また古本屋がらみの画期的企画本を、推し進める相談。
その前に、吉祥寺下車。金券ショップで新幹線回数券、京都までを買う。正規より1000円ぐらい安いか。青春18で、などと言いながら、やっぱりひよってしまった。しかし、これで有効に使える日がいちにち増える。往きで考えた「青春18」ルートを、復路で使うことにする。
盛林堂プロジェクト打ち合わせで、関西にもう6回も取材してきたという古ツア小山さんから、関西古本屋の最新事情を聞く。知らないことが多いなあ。なんばのグランド花月近くに移った「天地」、上本町に移転した「一色文庫」を推薦され、新幹線利用で増えた一日を使って巡ってこようかと思う。しまった、新大阪までのチケットを買うべきであった。
一次会では古本屋ばなしに終始し、かんじんの打ち合わせが足りず、「月よみ堂」さんへ移動。女子ってる空間を、少し男子で汚染しながら、ラフロイグをロックで。ようやく話が先にすすむ。できあがれば話題になること必定、刮目してお待ちください。
「サンデー」で選んだ三回分の新刊と、「潮」から依頼された書評用、村田「芥川賞」沙耶香『コンビニ人間文藝春秋が、どさっと届く。村田さんの作品では、「消滅世界」がずいぶん面白く、強い印象がある。