赤旗」テレビ評「試写室」、続けさまに依頼があり、テレ東「ヤッさん」第一回を視聴し、原稿を書く。原稿には書けなかった(400字強)が、主題歌が世良公則「宿無し」。今年デビュー40年になるそうで、精力的にライブをしているという。世良の登場は衝撃であったし、その野太い声でシャウトする歌唱は、日本音楽史に残るものと思われる。
あとは「サン毎」合併号企画3ページで、5ジャンル、15冊ぐらいをガイドするため、ヨムヨムの日々。もちろん全部は読めないが、早読みでガイドラインを知っておく必要があるため、早食い大食のようなことに。選んだ本には自信がある。次回9月9日「中川フォーク」の告知チラシ用イラストを描いたり、「海の日」に海へも行かず、働いております。「ブ」でケンタロウ・国分太一の「男子ごはん」書籍化を入手。ちょっと料理のレパートリーを広げようと思う。イワシの南蛮漬け、なんかどうか。
カバーなし100円でダブりを承知で買ったブローティガン『芝生の復讐』を、塗れるのおかまいなしでこのところずっと風呂で読んでいるが、なんだかいいよなあ。音楽でも絵画でも映画でも、そして文学でもほかにない、ブローティガン以外には味わえぬ、フシギな世界へ連れていってくれる。すっとぼけていて、抒情的で、優しくて辛辣。書けそうで、ぜったい書けませんよ、これは。