昨夜、鈴木翁二さんと会ったことに興奮して、翁二さんに、在住の北海道・浦河へ「行きます!」と言ってしまったが、検索すると、これは大変なことだった。つまり、羽田から新千歳空港、苫小牧と乗り継いでも、そこから先、日高本線が2015年に廃線になってしまっている。バスしかないのだ。7時間以上かかる計算になる。ううむ。夕方、ビブリオへ寄って、シバさんと話したのだが、シバさん、「たま」の知久さんと、北海道の演奏ツアーで浦河へも行っている。そのとき、まだ日高本線は健在だったが、「いや、それでも札幌からバスだったよ」というのだ。一週間ぐらいいて、マスかなんかを釣って食べて、とてもおいしかったそうだ。
浦河に今も残る映画館があり、そのドキュメンタリーをかつて見て、そこに翁二さんも登場していた、っていう話をシバさんにしたら、その映画館でライブをしたとおっしゃるのだ。そう聞くと、行きたくなるなあ。片道4万円以上かかるのだが。
今日は、参院選の投票をすませ、午後から西日暮里へ。ナンダロウくんと、小倉でお世話になったモビール作家のよしいいくえさんが、「ほうろう」の店番をしているというので、表敬訪問してきた。今日の売上げのパーセンテージが、ナンダロウくんのギャラになるというので、がんばって2000円以上買う。ひさしぶりに「ほうろう」の棚を見たが、いや、見応えがあり、飽きない。店内の100円、500円均一の棚も大量で、各ジャンル、じつにきめ細かく揃い、手が入っている。これは、これはとオドロキながら棚を回遊した。ひな菊姉妹とも遭遇。一時間ほどの滞留で、千駄木から大手町経由で帰還。
途中、荻窪下車、「ささま」へ寄る。黒沢進編著『日本フォーク紀』を見つけ、定価の半額(なら安いのだ、もちろん)ぐらいで、ほくほくと買う。URC、ベルウッド、エレックの完全ディスコグラフィー付きの研究書。貴重な写真、インタビュー、コラムもある。さっそく、エレックのページで、昨夜聴いた生田敬太郎さんのアルバム写真を見るが、これがかっこいいの。イケメンであります。
スマホが無事戻ったが、本日、いちども触らず。どうしたもんじゃろのう。