okatake2016-07-08

自宅に取材が入って、バタバタ、うろうろしているうち、スマホが迷子に。上と下で自分のスマホに家電から電話するも応答せず。デンチが切れたら、いよいよ海底おくふかく沈みこむことに。こまった、こまった。
昨日は「サン毎」原稿仕上げて、「8・11 ディランセカンド・ライブ」チラシを、コンビニでコピー、4枚だけB4拡大して、絵具で色をつけポスターを作る。こういうことはマメだなあ。それをもって西荻へ。「音羽館」「盛林堂」にポスターを貼らせてもらい、チラシを置く。善行堂もライブの準備怠り無しと聞く。当日までに、一曲ぐらいオリジナル曲の新曲を作りたい。しかし、こういうことはマメだなあ。
帰り、国立「ビブリオ」でこの日から始まった「シバ陶芸展」へ。来展者名簿を見ると、女子率高し。土をこねて、ひねって作った小さな人形の一群があって、可愛らしいが、値段はついてなく、これは非売品か。猪口を一つ、買わせてもらう。
今日はいちにち暑かった。しかし夕風が涼しい。夕涼みというきれいな日本語を思い出す。
古通6月号「21世紀古書店の肖像」(書籍化希望)が湘南堂書店。社長の西嶋聖光さん(神々しいお名前)に取材している。今年2月、藤沢店を閉め、一時神奈川各地に12店舗あったが、現在はアパートの一室を店舗にネットと古書展専門で営業。同記事によれば「最盛期には従業員は五十余人、月の支払いは人件費と家賃総額だけで二千万を超えた」というからすごい。ちょっとした企業である。その従業員のなかに、三上「ビブリオ古書堂」延さんもいたわけだ。経営が悪化したのは平成七年頃から、という。この20年ぐらい、それは、パソコンや携帯の普及とネット環境の拡大と流れがリンクしているが、大きく変わってしまった。この流れを元に戻すことはできない。縮小再生産の時代である。
『西部展』を覗き、川上宗薫のジュニア小説『ああ愉快』を買う。著者、タイトル、ジャケットの組み合わせから来るインパクトが強烈。バスで野方。西武線に乗換え、新井薬師前下車。「文林堂」へ。「古通」に書くため。歩いて中野駅へ。「案内処」へも久しぶりに行く。スマホ、依然、行方不明。どうしたもんじゃろのう。