降るか降らぬか、あいまいな空模様のなか、昨日午後外出。西部「好書会」でがさごそ買う。500円で袋いっぱい入った絵葉書を買ったのは、海外のおしゃぶりをくわえた赤ちゃんの絵がついたのが一枚あって、これが指で押すと「ニャア」みたいに音が出るのが珍しいと思ったからだ。ツィッターに画像を上げようと思ったら、カメラ機能がなぜか消えて使えなくなっていた。よくわらかんなあ。
神保町へ移動、「三省堂古本まつり」に少し補充。ぼくのワゴンに、若い女性がいた。何か買ってくれるとうれしいが。諸経費を考えると、4、5万(3分の1ぐらいは取られる)売らないと、労力に見合わない。
京王線に乗り継ぎ代田橋へ。純と雪子がこのホームで電車を待つシーンが「北の国から」にある。改札で男5人待ち合わせ、ネギさん宅へ。途中、つぶれた中通路式マーケットに、古道具と古和服を売る女性の店ができていた。ガラス食器や人形、マッチなどが安く出ていて、こういうものに反応するのが、われらが古本グループ。いいデザインのマッチ二個買う。本当はジャズ喫茶のマッチがほしかったのだが。
そして3、4年ぶりになるか、ひさびさの「ネギ・シアター」で、まず魚雷くんのドキュメント「エッジ」(sumusの面々も顔を出す)を視聴。続いて山田太一しばりで、「それぞれの秋」「男たちの旅路」「早春スケッチブック」など次々、途中すっとばしながら見て、わいわい喋る。この日初参加の、我々より20は若いIさんは、山田太一のサイトを運営している男性で、ほとんどを再放送とシナリオから山田太一を見てきた人。20年以上前のものは、「シナリオでは読んだけど、実物の映像を見るのは初めて」なんて、言っていた。例によって、ネギさんのプロ級手料理もうまく、満足の一夜であった。帰るのがメンドウくさいけど。