okatake2016-04-29

風が強い日。初夏の荒々しい気候である。
経済的困窮から、なるべく古本市、古本屋に近づかぬようにしているのだが、そうもいかない。高円寺「西部展」、神田「城北展」と巡り、神保町滞留。昭和の日の古本バカぶりを発揮する。「城北展」では、クロークにいた「がらんどう」娘さんに元気に挨拶される。ちゃんとマスクをはずして挨拶するところが、うれしい。表彰したいほど、「がらんどう」娘さんは、古書界に活力を与えている、とぼくは秘かに思っております。「暢気堂」さんが、シングル、LPとレコードをたくさん底値で出していたので、よしだたくろう「人間なんて」帯付きをつい、買ってしまう。ぼくは「元気です。」以降の後追い拓郎ファンで、偉そうにファンを自認している割に、初期エレックのLPを所持していない。これは壁に飾ろうと思う。青聲社さんから小学館DVDブック、山田洋次「霧の旗」も買う。何度か観てるのだ、DVDが欲しかった。
「あむーる」二冊100円文庫・新書は10連敗以上で買えないでいる。強風でダイヤが乱れる中央線、東西線。中野で乗り換えてホームで待機すると、古ツアさんがいる。以下は、古ツアさんのブログ参照。
http://furuhonya-tour.seesaa.net/
最寄り駅まで帰ってきて(車中では、豊川斎赫『丹下健三岩波新書を)、駅前で夕食を食べて行こうと歩いていたら、娘とばったり。二人で「王将」へ入るのなり。
録りだめたフランス・イタリア映画「黄金の眼」、イーブリン・ウォー原作「ブライヅヘッドふたたび」、倉本聰脚本「ホンカン」シリーズなどを見る。どれも、違った意味で、いろんな方向性から、おもしろかったなあ。