okatake2016-04-09

春らしい朝、6時に尿意で目覚める。昨夜はCSで「うちのホンカン」。倉本聰脚本、大瀧秀治、八千草薫の北海道の駐在所を舞台にしたドラマ。
昨日は自転車でふらふらと三鷹へ遠征。東京堂のチラシを置きがてら「上々堂」に補充し、石丸くんから買取りの面白い話を聞く。「いしはら食堂」で、塩サバ、コロッケ一個、野菜炒めと定食(ごはん+おしんこ+みそ汁)。これで640円。ほとんどの人が500円以内。窓際の小さなカウンターで、定食のおかずを肴に、ビールを飲んでる二人連れの老人。気持ちよさそう。
このあと北口へ回り、「水中書店」でもチラシを置いてもらう。コンノくんは留守。川本三郎文・春日昌昭写真の岩波フォト絵本『オリンピックのころの東京』が600円で買えたのが収穫。そのまま風を切り北上、できたばかりの緑町「藤子文庫」を訪問。店主はどこかで見た人と思ったら、コクテイル国分寺のイベントで会っているのだった。「古通」の取材として、いろいろ根掘り葉掘り聞く。これでなんとか原稿が書けそう。沢田としき『ウィークエンド』を400円で。
行きはよいよい帰りは、ってことで、ひたすら10数キロをペダルを漕ぎまくる。途中、足がつりそうになり、公園で休憩。60近くになって、平日昼間に、自転車漕いで、足がつりそうになって、ブランコのある公園で休憩しているのは自分ぐらいだろうと思う。
来週からいよいよ、『ここが私の東京』『読書「名言・名セリフ」』が書店に並び始める。このところ、カバンに入れて持ち歩いているのが、昭和29年中央公論社刊の「小林秀雄文庫」の『真贋』。文庫判より一回り大きいサイズでクロス装の、なんとも好ましい感じの本。裸本だが、持った感じがよく、喫茶店などで一つ、二つ読み継いでいる。本当はカバーがあったのか、函入りではあるまいな、何とな! 何としよう。じつは古本市などでもあまり見ないのであります。