okatake2016-03-27

26日、午前が小平公民館での「古本バザー」。今回から整理券が配られ、それでもけっきょく並ぶのだが、ぼくは「74」番。大混雑のスタートで、ぼくは文庫中心に20冊ぐらい。文庫新書が30円。単行本が50円だ。例年50冊近く買うこともあり、おとなしい今年だ。古ツア、七七舎とその家族と友人で、喫茶コーナーで談笑。ぼくはその後、帰宅して礼服とコートを着込み、ギターケース抱えて月島へ。この日、われらが古本バンドのキーボード宮内悠介くんと、ボーカルぴっぽさんの結婚式に出席するため。教会での結婚式は、30年以上前、従兄弟の時以来ではないか。会場にスーツにネクタイ姿の魚雷くんがいた。思わず「おお!」と声が出る。「魚雷くん、スーツもってたんだ!」と失礼なことを。白いウェディグドレスのぴっぽさんは、友人であることが誇らしいほどピカピカにきれいだった。Aランクの花嫁さん。
式が終わり、距離的にはすぐの披露宴会場へ、観光バス一台チャーターしてあって、それに乗り込み、春の勝鬨橋を渡る。披露宴も和気あいあいと、いい会であった。司会を新郎新婦がする、というのは珍しい。じつは、この日、自由業のカップルなので、ラフな格好(ジャケットと白シャツ、ネクタイなし)でいいかと思ったのだが、妻に「ちゃんとした格好をしていきなさい」と厳命され、3年前に作った礼服を着る。すると、この3年で太ったらしく、ズボンがきついの。少し、インスタントで直してもらう。いくらなんでも、これがはけるぐらいには痩せないと。
小平古本バザー2日目も参戦。ゆったりと周遊し、数冊を買う。三浦哲郎『笹舟日記』新潮文庫がいちばんうれしかった。この古本市を仕切っている、小平図書館友の会の方々は、数年前、小平図書館で講演をした時、世話してくださった方々で、みな顔見知り。どうもどうも、と挨拶。
ちょっと読みはじめたけど、『笹舟日記』、いいですよ。写真左が『古本屋写真集』のために原画をぼくが描いた特製ハガキ。盛林堂書房で同著お買い上げの方は先着でもらえるはずです。よろしくどうぞ。