どうにか昨日、『読書で見つけた こころに効く「名言・名セリフ」』知恵の森文庫の再校ゲラをチェックし、編集部に返送する。本が出るのはうれしいが、このゲラのチェックで、自分のうかつさ加減、いい加減さを思い知らされ、うちのめされる。なんで、こんな間違いをするんだ。しかし、ここだけの話、この本は、自分のいちばんいいところと弱いところが出ているかもしれません。『読ここ』とか縮めて、呼ばれるような本になりたい。4月上旬発売予定です。帯と解説は中江有里さん。扉のイラストは清村知世さん(「ビッグイシュー」でコンビを組んだデザイナー・イラストレーター)。女子力に頼る制作となりました。
続いて『ここが私の東京』扶桑社再校ゲラに着手。これもエンピツ書きの疑問出しが多数。念入りにやります。これも同じ頃、店頭に並ぶ予定。
こういった制作裏話も、来る3月20日春分の日、ですか)のコクテイルライブで喋りたい。上京のこと、父親のこと、東京のこと、中川フォーク・ジャンボリーのこと、次々と喋る予定にしています。ギターの弦も張り替えなくちゃあ。
ちょっと先のことですが、今夏の下鴨古本まつり初日(8月11日)にあわせ、弟の店「ディラン・セカンド」(京都)で、山本善行とコンビでトーク&ライブをする予定になっています。山本の還暦記念も兼ねたショーです。古本の話、高校時代の話、音楽の話、そして懐かしい歌を二人でうたうつもり。呼ばれれば、このユニットで全国巡業を果たしたい。