昨日よりネット環境が不調、今朝、JCOMに連絡して問題解決。何だ,そんなカンタンなことなの。
寒い3月に舞い戻る。昨夜書いた「サン毎」10本を送付。ホッとした。「いちおし」は足立紳『乳房に蚊』を。最初、山口謠司『日本語を作った男』にするつもりでいたが、大著で読み切れなかった。これはどこか他の媒体で紹介したい。
先日、西部古書会館で買ったシングル盤。よく見ると、ビニール袋にレコード店の店名が印刷されている。森山良子のは赤坂「カナザワ オーディオ センター」。ダニエル・ビダルは「ヤマノ ミュージック」。レコード店があちこちにあった時代。司馬遼太郎のエッセイ集を読んでいたら、「古本の街のいまむかし」という文章にぶつかった。戦前、大阪・日本橋筋の両側がずっと古本屋街で、「そこを半日かけて歩く楽しみや思い出は、青春とともにあった」とある。これは戦災で消滅するのだが、一度見てみたかった。神保町は、たとえば50年後も、いまのような古本屋街であり続けることができるのだろうか。これも、見ることはできない。
やはり司馬遼太郎のエッセイで、「他力本願」が「他人まかせ」の意味で使われているのは誤用だと知る。あくまで浄土真宗の立場から、ですがね。
このところ東日本大震災に関連するニュースや番組が多いが、今夜のNHK「風の電話」におおいに泣かされる。