かなり酔っ払っている。昨夜、BSで道の駅駅伝を途中から見るが、三人で襷をつなぎながら、道の駅をチェックし三人が三泊六日で、300キロを走るというもの。ところが、冬の北陸は雨、雪に祟られ過酷で、第一走者が75キロ、第二走者が95キロ。最後の声優の金田朋子に渡されたとき、130キロを残していた。二日で130キロ。しかも道の駅が閉店するまでに駆け込まねばならない。「えー、無理無理」とのけぞる金田朋子。彼女は初めて見たが、すでに42歳ながら、すっとんきょうな声を出す、近づきたくない女性っであったが、なんと130キロをみごと走破した。思わず、手元のメモ用紙に「金田朋子すごい!」と書き込む。それを翌朝に見たアニメおたくの娘が「え、なんで、なんで」と興奮している。「金田朋子はすごい奴なんや」とことと次第を語る。二日でフルマラソン三回分だよ。ありえないでしょう。
昨夜から朝にかけて樋口明雄の山岳サスペンス長編『ブロッケンの悪魔』読破する。いやあ、おもしろかった。これが今週の「イチオシ」か。ちょっと風邪の初期症状で、咳が止らず、ときどき胃袋が裏返りそうになる。こうして死ぬこともあるかしら。午後、小平中央公園駐輪場に自転車を停め、玉川上水をウォーキングしようと鷹の台踏み切りを越えたところで、「おかざきさーん!」と声をかけられる。見るとテーブルつきベンチで、牧野伊佐夫夫妻が食事をしている。すぐさま近寄って、『ここが私の東京』などの話をする。しかしすごい偶然なり。いつもぼくは、もっと西よりで自転車を停め、西へ歩き出すのだ。この日は、鷹の台から行けるところまで行こうと、初めてと言っていいコース取りをした。すごい偶然。牧野夫人、清楚で感じよし。そこで、また新たな仕事の矢が放たれる。牧野さんと話すと、必ず、新しい展開がある。
ドキュメント72時間が「大阪 天神橋筋商店街」のベンチ。このあたり、幼少期を過ごしたところなり。チラリと映った「福田ふとん店」。その息子は、ぼくの同級生だった。