サッカー男子日本代表、オリンピックアジア最終予選の決勝で韓国に3対2で逆転勝ちしていた。昨夜、テレビを延長の後半戦から見ていて、2点目が入ったところで、ああもう負けたと思って寝たら、そういうことが起きていた。あそこから3点も入れたのか。思いがけないことが起こるものです。
昨日は高円寺均一祭からスタート。100円均一は今日。昨日は200円。100円なら買えるなあ、というものが午後からだったがあった。何か買って帰りたいと、中井英夫『LA BATTEE』、林丈二『ガラクタ道楽』をなんとか拾う。オヨヨくんと歓談。続いて神保町。「和洋会」へ。総武線御茶ノ水へ行けば、一本で、なんてことなかったが、総武線が待てず、東西線に乗ってややこしいことになってしまう。「和洋会」は二日目。一冊だけ。昭和39年の小学音楽教科書。表紙が「あ、武井武雄だ」と気づき釣り上げる。
余裕もって出たが、けっきょくいい時間になって足早にティアラ江東へ。「江東フォーク」を見る。前から7列目、ほぼ中央といういい席であった。友川カズキが喋れば全編ギャグ、という感じで湧かせる。その友川をさっそくネタに、即興に歌に織り込み、貫禄を見せたのが中川五郎さん。司会はもちろんなぎら健壱(これでギャラは同じとボヤきながら、楽しそう)。ほかシバさん、アリさん、中山ラビさん、大塚まさじさんと、考えたら、この日の出演者は、「中川フォーク・ジャンボリー」および、その周辺でご一緒した人ばかり。楽屋は居酒屋と化していたそうである。
なんといっても目玉は「ディラン・セカンド」再結成。なんでも6年前かに、一度なぎら健壱が企画して実現していたそうだが、それはぼくは知らない。74年解散というから、40数年ぶりに大塚まさじ、永井ようの二人が揃ったという印象である。回りからもどよめきのような歓声が起きていた。最後「男らしいってわかるかい」が歌い始められると、感慨が押し寄せて、ちょっと泣いてしまった。思いがけないことであった。
感激を胸に、錦糸町駅前で有志4人で飲む。えらく流行った店で、客の多さに従業員が対応しきれない。注文したものがなかなか出てこない。仕方ないか。これでこの値段なら、食べ物の質を含め、こないだの国立「小樽」は数等いい店であった。