昨日は小雨のなか、九段から神保町へ。平凡社川本三郎さん著者インタビュー。何度もお目にかかっているので、話はスムーズに、楽しく取材を終えた。頭のなかで、もうほぼ原稿は出来上がっている。担当のSさんと近くのカフェでお茶。コーヒーを立て続けに飲んだので、カフェモカというこれまで頼んだことのない飲料を飲んだら、これが甘い。西洋しるこ、という名が頭に浮かぶ。神保町交差点目指し、青のうちに渡ろうと老体にムチ打って走っている姿を塩山御大に目撃されてしまう。恥ずかしい。
そのままサンデーで本選び。今週発売のサンデー「イチオシ」は、ピッポさんの『心に太陽を くちびるに詩を』。著者インタビューはナンダロウくんが、名久井直子さんに話を聞いております。池内紀さん「読書の部屋」は、高橋輝次さん編の『誤植文学アンソロジー』を。さすが、池内さん。知り合いがいっぱい出ている号になりました。
夜は「オトパラ!」。本当は『銀座年鑑』昭和30年の話をしようと思ったのだが、半日がかりで書斎・書庫を捜索すれども行方不明。おかげで、机回りが少し片付いたが、うんざりする。別の本を用意して番組に臨む。前半の松屋『銀座古書の市』(20日から)目録と開催に、上柳アナが食いつく。いつもそうだが、こんな話をラジオでしていていいのか、と思うのだが。
気まぐれで借りてきたDVD、リドリー・スコット「プロメテウス」は、美術的造形はすごいが、話があまりにお粗末。膨大な費用をかけたお化け屋敷、という感じであった。
今週、締め切りいくつか。まだ「ギンレイ」で「マッド・マックス」見れていない。そうそう、日比谷図書館で23日から祖父江慎ブックデザイン展があるんですね。これも行かねばなりません。ガッチャマンの主題歌のメロディで「頭はひとつ、体もひとつ〜」と歌ってみる。