9月、変な夢で4時ごろ目が覚めた。
午前、雨のなか、銀座へ。某誌企画のため、又吉直樹さんにインタビュー。又吉さんに会うのは、昨年、やはり9月の夏葉社まつり「古本市」以来か。入念な準備をして臨む。忙しいなか、写真撮影を除き、一時間とたっぷり時間がとれて、あれこれ「読書」と「文学」について聞き出す。真性の読書家だ、という確信を持つ。だから話していて楽しかった。思わぬ、遠藤周作「沈黙」についての、いいエピソードも聞き出せ、持ち時間で、ある程度、聞き切ったという満足感もある。
よしもと出版部のMさんとも久しぶり。わざわざ時間を作って来てくださったという。
快い疲れで帰り、ふらふらと汐留へ。招待券のあった「パナソニックミュージアム」のモダニズムガラス展を見る。しかし、疲れていたから、さっさと飛ぶように見ただけで、大した感想はない。あのトンボの意匠のついたガラス瓶でビールが飲みたい、とか。新橋の立ち食いソバ屋で軽く腹ごなし。ずっと背後で、フランス語で長々と会話する女性二人。新橋の立ち食いソバ屋とフランス語というのが、ガレのガラス器を見たあとで、妙にマッチしている。
東京駅まで出て、中央線で、どこへも立ち寄らず帰る。何度か眠りに「落ちた」。その眠りが気持ちいい。このまま死んだってかまわないのだ、などと思う。
ニッポン放送の雨傘番組「オトパラ!」に、再び10月から半年の出演が決まる。うれしい。話したいこと、いろいろあるんだ。前回とおなじく、火曜日出演となりそう。秋から冬、そして春と、また週一で有楽町へ通うことに。
今週刊の「サンデー毎日」から始まった昭和の芸能企画で、ぼくがやった大空真弓さん取材記事が掲載されております。また、読んでやってください。
ユーミンでは珍しく本人歌唱による(カヴァーが多い)「9月の蝉しぐれ」がアップされていました。
https://youtu.be/6sMlEB2xRII