朝から仕事。午後おそく、西荻「盛林堂」へ。「SUMUS別冊」を棚に入れ、某誌の取材で、若旦那に話を長々と聞く。そのあいだに、「SUMUS別冊」が5冊売れた。みなさん、当ブログを見て、駆けつけてくださったようで、ありがたい。音羽館へも少し寄る。気づいたら、腕が陽に焼け、真っ赤になっていた。
車中で、届いたばかりの『木山捷平研究 第5号』を読む。3月末、品川で開かれた「木山捷平展」の主催者、内海宏隆さんが、展覧会を開くまでの準備と開かれた後のことを詳細に書かれておられる。こんなに大変なこと、とても僕には無理だと思いながら読む。僕には「木山捷平」愛が、まだ足りないかもしれない。
ほか、鈴木宏美さんの「木山さんの本を読む『木山捷平全詩集』」などを収録。本文文字が大きく組んであって、老眼鏡をかけ直さなくてもよく読める。読みたい方は、木山捷平文学研究会まで。
音羽館店内で、山口昌男『経営者の精神史』ダイヤモンド社を買う。2004年刊。パラパラめくっていたら「ヴォーリズ」「ライオン歯磨」などの固有名詞が目に入って来た。うかつにも、こういう本が出ていたことを知らなかった。