あまりに晴れた日曜日、アマゾンで「クラウディ・サイド・オブ・ナラ・レオン~ミュージック・フォー・サンデイ・ラヴァーズ」を注文する。
昨日は、高円寺経由、青山「ビリケン」でうらたじゅん展初日を覗く。うらたさん在廊。にこやかに話をする。なぜか病気の話に。ビクターの看板が書かれた路地の絵を一枚買わせてもらう。どれも、懐かしいような、それでいてどこにもない「うらたじゅん」ワールド。近くなので、本当にひさしぶりに「日月堂」へ。対面の根津美術館はすごい人出。「日月堂」さんには、常連客が二人いて、いっしょになごやかにブツを見せられながら歓談。フランスで、古い飛行機をそっくりそのまま解体して部品を売る店があるという。おもしろい。たとえば日本でも、ガレージなどを使って、クラシックカーを一台、そっくりそのまま解体して、バックミラーや計器、ソファ、ドアノブ、エンブレムなど、売ると面白いのではないか。「日月」さんで、古びた陶器の人形(帽子をかぶった男の子が犬を抱いている)を買う。3500円を3000円にしてくれた。うれしい。聞くと、たぶん戦前、射的の的として使われていたものらしい。なるほどなあ。全部で10体はあったか。少しずつ売れているという。
すごい人出の青山、表参道を避けて地下鉄へ。ええい、ついでだ、神保町へも。コミガレ、即売会を流す。けっこう荷物が増えたなあ。
車中では平井玄『愛と憎しみの新宿』(ちくま新書)を読む。
夜「64(ロクヨン)」4回目。ダレた場面がない。緊迫したドラマ。映像、カット割りも凝っている。視聴率は高くないらしいが、みごたえあり。主演のピエール瀧、よし(原作で「鬼瓦」と呼ばれる)。次回が最終回。原作(すさまじい迫力)を読んだのに、ほとんど細部を忘れている。最後、どうなるんだっけ。