昨夜は、一年のうち一日あるかどうかの酒抜きで寝る。続けられればいいが。
「オトパラ!」最終日はギター持参で、上柳、松本両アナと「海岸通」を合奏、歌う。学生下宿の雰囲気が出たのではないか。いつもより、ギターの音合わせのため早くスタジオ入りし、余った時間、新橋駅前「古本市」を覗く。駅前広場を古本テントが埋めつくす。寒かったにもかかわらず、けっこうにぎわっていた。文庫は100円、という店がいくつもあり、2冊買う。吉田拓郎表紙の「新譜ジャーナル」1973・2が300円という安さ。すぐ引き揚げる。しかし、あとで見たら一部切抜きがあった(「猫」のファンらしい)。まあ、いいや。中川五郎さんの連載がある。泉谷しげる小沢昭一対談、なんて珍品も。ネットで新譜ジャーナルを扱っているサイトを見たら、この辺り1万円ぐらいついている。
放送終え、ラッシュのなか、ギターケース抱えて帰るのはことだなあ、と思っていたら、Gプロデューサーがタクシー券を切ってくれた。ありがたし。週刊ブックレビューなくなり、TBS「スタンバイ」をやめてから、タクシーで帰るってことが皆無になっていた。ひさしぶりに楽をさせてもらった。しかし、有楽町から自宅まで、1万4000円強もかかった。やはりぜいたくなり。
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