冷たい雨。暖かい日もあったのに、今日はひどく寒い。
昨日からたゆまず、あれこれ、懸案事項を片付けていく。「ビッグイシュー」は関川夏央『「坂の上の雲」と日本人』。あと、匿名コラムを一本。長編の人物インタビューは、さんざん行き戻りしつつ、一度全面書き直しをしてなんとか仕上げる。ぐったりだ。ライターの経験も危ういものだ。石田波郷も三分の二は行ったか。たぶん少し多めに書いて、あとで削っていく。砂町へ再び至急に行かねば。
昨夜、家族ででかけた昭島「ブ」で、『吉田拓郎 LIVE2014』CD2枚組を、安くはなかったが、自分への景気づけに買う。アマゾンの中古で買った方が安かったのか、まあいいや。いま聞きたかったから。拓郎、ガン以降、少し声が燻され、ガサついた感じが加わった。なんだかいい感じ。野太い声で、吠えるように歌う、その「直球」さが、やっぱり心地よい。いま、2枚目「全部だきしめて」がかかっている。世田谷ピンポンズくんとも拓郎の話をしたい。
「問題小説」でインタビュー欄を持っている本橋信宏さんから、取材の申込みを受ける。古書とお色気軟派随筆について。自分より有名な人からインタビューを受けるのは変な感じだが、本橋さんに会ってみたいので、即引き受ける。
雑多だが、いろいろな仕事をこなして、なんとか60代に突入したい。