朝、思いっきり早起きして、「サンデー」10本書評を書きあげ送付。がっくり脱力。〆切半日遅れとなった。いかんなあ。「イチオシ」は早くから、『海を照らす光』早川書房と決めていた。これを400字で紹介するのは、毎度ながら難しいよ。
このところ酒量増え、尿意で夜中目覚めること多く、そのまま寝床で本を読んでいることもある。深酒を止めることはできるのだろうか。夜がほとんどつぶれてしまう。これを勉強、仕事にまわせないものか。明るいうちは飲まないのが、せめてもの抑止だ。
寝床でディック・フランシス『勝利』をひさびさに再読。ガラス工芸細工職人が主人公。邪悪きわまりない女性が登場し、まるでモンスターだ。痛めつけられ、脅され、追いかけ回され、また傷つけられ、それでも屈しない主人公。
このところ、「ブ」や、古本屋店頭を回っていて気づいたのだが、関川夏央の著作を見ること少ないなあ、ということだ。ぼくはずっと愛読者。こないだ、『石ころだって役に立つ』集英社文庫を、持っているのに買ってしまったのは、渇望感があるからだ。『石ころ』の初出は角川のPR誌「本の旅人」だったが、角川では本にならず、集英社から声がかかって単行本になった。文庫も集英社。角川はソフィア文庫と選書以外は、エンタメ一色になったような。
某社から新書の企画打ち合わせの連絡が。まだ企画段階だが、実現すれば、少なくとも今年また一冊は出せそう。単行本、文庫、新書と、それぞれ毎年最低一冊は出していかないと、ぼくに60代は来ないかもしれない。来ないとどうなるんだろう。
国立「ビブリオ」を使っての、フォークに関する、ある企画が進行中。発表段階になったらお知らせします。
明日、「本の雑誌」社にて、万歩書店の座談会に出席。少し万歩の予習。自分の本『気まぐれ古書店紀行』の掲載ページをコピー。そうか、行ったのは2000年か。ずいぶん前だ。まだ、元五車堂の久保田さんがおられた頃。楽しかったなあ。
アド街「岡山」編で水道橋博士が万歩に言及していたことを思い出し、検索したら、水道橋博士の2004年のブログにつきあたる。「大人のディズニーランド」という文字が見え、同じようなことを言ってるんだなあ、と思ったら、ぼくの文章からの引用だった。ぜんぜん知らなかった。