明日16日(金)夜10時から、BS11「宮崎美子すずらん本屋堂」に出演しております。古ツアさん、近代ナリコさんとご一緒です。番組HPに、ぼくの名前が「岡崎武士」となっておるのだが、どうにかならないものか。よく間違えられる表記で、ずっとこの宛名で届く郵便物もある。http://www.bs11.jp/entertainment/1681/
仕事を終え、テレビをつけたらミステリーチャンネル「ヴェラ 信念の女警部」が始まっていて、初めてだったが一話分見て堪能した。仕事に厳しく、けっしてあきらめない(一人暮らし? 妹と疎遠?)女刑事が、事件を追う。入り組んだプロットが、最後にきれいに整理されて結する。最後の最後にひとひねりあり、その描き方もいいんですね。追いかけてみることはないだろうが、うまく時間が合って、手が空いていたら見ようと思う。
http://mystery.co.jp/program/vera/
今日は冷たい雨で、いちにち家に閉じ込められ、せっせと仕事。「サン毎」10本をようやく書きあげて昼前に送付。「いちおし」は宮部みゆき『悲嘆の門』とも考えたが、上下巻を、時間におされてやや荒く読んだので、推せなかった。笠耐『ある昭和の家族 「火宅の人」の母と娘たち』岩波を「いちおし」とする。変わった名だが、女性物理学者で、檀一雄の異父妹となる。ほか、もっと丁寧に読みたかった、フローリアン・イリエス『1913』、話題作、須田桃子『捏造の科学者』と、「いちおし」候補が多かった。
午後、又吉くんの「文学界」売り切れ騒動について、小説の評価(ぼくはよく書けている、と思った)も含めてコラムを書く。これも、もう少し字数に余裕があれば、書きたいことがあったが、仕方ない。なんとか着地して送付。
今夜もう一つ、依頼原稿をなんとかこなしたい。「サンデー毎日」昭和34年に掲載された荷風死亡記事について。
一度、日本一長い路線バス(新宮から大和八木まで6時間半。運転手は通しで一人)に乗ってみたい。運賃は5000円以上かかるみたいだが、新宮まで行くのがまず大変だ。新幹線を使っても、6時間以上かかる。途中、古本屋はなさそうだなあ。