冷たい雨の、年が押し詰まった朝。川本三郎成瀬巳喜男 映画の面影』を、床中で読み継ぐ。
昨夜は、国立「ビブリオ」の部屋をレンタルして、忘年会。十松くん、入口の貼り紙に「岡武興行ご一行さま」なんて書いている。そんなわけでもないのだが、初対面の女性二人あり。こちらは「ビブリオ」および国立縁の人。お一人が同じ町内の住民とわかり、驚く。ヤマザキくんと桐壷屋さんがいるためか、話がいつのまにか、つねに「ブックオフ」へ。ヤマザキくんのセドラーライフと、アイドルおっかけの話、傑作。
石原くんがひさしぶりに、シングル盤のミニライブを。見たことはある、存在のみ知っているという若い世代に、石原くん、シングル世界の魅力を力説。マギー・ミネンコ風吹ジュン石野真子と炸裂。十松くんが芸能評論家みたいに、次々と解説。ほか、泡山くん、ゆず虎嘯コンビなどが参加。
明日は30日で、今年最後の「オトパラ」出演。その前に、青春18の2回目を使って、ベイシアIS伊勢崎大古本市へ行こうと、あれこれ机上で画策。最初は、東武宇都宮古本市を覗いて、伊勢崎へ、と思ったが、どうも時間的に厳しいみたい。伊勢崎に絞る。時間があれば、高崎の古本屋「みやま」「文京堂」を触ってきたいが、なにしろ30日だから、諦めた方がよさそうだ。
普通のシーズンなら、宇都宮の帰りに「古河」へ寄るという手もあるんだ。「神田一」「たわしや」「古河」など古書店あり。昨夜も忘年会で、地名や駅名が出るたび、あ「ブックオフ○○」があるだの、「いとう」は中野島店のみグッドなど、古本屋話が飛び交う。初めて参加の若き女性二人はあっけにとられていた。桐壷屋さんは、あそこの店長はどこどこ出身で、どんな人物で、今は辞めてどこどこに住んでいるとか、異常にくわしい。まあ、知っても、あんまり役にはたたないのだが。