まだ間に合います! 

トリオ・ザ・ポエムズ


年末恒例、今年もやります。トリオ・ザ・ポエム。
ご予約は、03-3310-8130(コクテイル)までお願いします。


日 時 :12/25 (木) 開場17:30 開演18:00  ※終了予定20:30
出 演 :北條一浩、ぴっぽ、岡崎武志
チャージ:1,500円  ※飲食代別


昨日は快晴。思い立って朝、青春18きっぷを買って、古ツアブログでおなじみ「竜ヶ崎モール」巨大古本市を覗きに行く。武蔵野線(混むんだなあ、南浦和でどっと空く)で新松戸、常磐線で佐貫まで行くんだが、我孫子で降ろされ次の電車待ち。やっと佐貫から関東鉄道へ乗り換えようと思ったら、一時間に二本。時間のロスが多いのは仕方ないか。竜ヶ崎モール(「リブラ」)はさすがにすごく、けっこう買いました。状態甚だ悪しのサトウハチロー『センチメンタルキッス』、前から欲しかった中河与一『ゴルフ』(裸本)を200円、300円ぐらいで買う。顛末は「古通」に書きます。
やれることはやりました、という気持ちで神保町へ戻ってくる。そうかこの日は祝日か。「あむーる」の2冊100円の棚を塞ぎ、ずっと文庫を読んでるおっさんあり。ぜんぶ読むつもりか。買えよ、買え、買えと呪いの念を送るが無駄。どういう奴だろうねえ。
このところ空振り続きの「コミガレ」で3冊。スーパー源氏へ寄り、少し補充して、夜の祝日のクリスマス前の日比谷、有楽町へ。いやあすごい人の波だ。「オトパラ!」でポール・オースター『ナショナル・ストーリー・プロジェクト1』を紹介。一つぐらい、朗読したかったが、権利関係のクリアが難しく(一作まるごと朗読する場合、著作権者の許可等が必要)、早口で内容を紹介するにとどめる。舌がもつれ、あわてる。噛む、噛む。せっかく感動的な話なのに、ぼくの紹介がまずく、いい本であることが伝えられたかどうか。
いつもは休業日のコクテイルが、この夜、ライブで開いているというので向う。狩野くんと、25日ライブの話など。古本交差点に出店している「岩書店」の息子さんという大学生と知り合う。佐藤泰志のファンだという。それはそれは。文学好きの若者と話すのは楽しい。
店内は客で埋めつくされている。そのなかに、知り合いのライターがいて、本当にひさしぶりで、「おお、○○くん!」と声をかけ、のち合流。6、7人の知り合い同士のグループに顔をつっこんで、しかしみんないい大人たちですぐ打ち解ける。帰宅したら一時を回っていた。いやあ、長い一日。
電車のなかでは、ねじめ正一荒地の恋』をずっと再読していた。これは傑作でしょう。