朝、早起きして、本日昼〆切の北海道新聞書評(池内紀『戦争よりも本がいい』講談社)を書いて送付。メモを取っており、自分の得意分野の本で、しかも魅力的な書き手で逡巡も遅滞もない。1時間ほどで書き上げる。行数調整は慎重に。
中央公論から依頼された「新書大賞」のアンケート、ベスト5と講評も送る。
以下がぼくのベスト5
堀啓子『日本ミステリー小説史』中公
松本輝夫『谷川雁平凡社
中野雄『小澤征爾 覇者の法則』文春
越澤明『東京都市計画の遺産』ちくま
川田順造『〈運ぶヒト〉の人類学』岩波

ちばてつやちばてつやが語る「ちばてつや」』集英社、も楽しく読んだが、何と言っても「語り」をまとめた本であり、これは新書ではなく、もっと図版をたくさん使った本で読みたかった、という気がした。
いよいよ、本日「2人古本市」会場への運び込み。加速せよ、とスケジュールが告げる。