年末で変則、昨日、サン毎で本えらび。『スノーマン』のじゃばら飛び出し絵本を、クリスマスにあわせて取り上げるつもりが忘れていた。きゅうきょ、一冊さしかえ。神保町へ。「アムール」均一に、『新折々の歌』がずらり。「七」を見つけ、これで『折々の歌』全冊が揃う。
日比谷へ移動。ドトールで「七」を読みながら時間調整し、東京会館へ。「サントリー学芸賞」受賞式とパーティがある。ふだん、こうしたパーティに出席しないが、なんといっても通崎睦美さんが『木琴デイズ』で吉田秀和賞に続き、受賞とあって出かける。受賞式、広い会場がパーテーションで半分に仕切られ、びっしり椅子が並べられ、すでに満席。あわてて最後列に席を取る。男性の9割9分がスーツ姿。自由業は少なし。知ってる人に会う可能性は少ないと思っていたが、受賞式終了後の立食パーティで、次々と顔見知りの編集者と遭遇。わあわあ言いながら、時間が過ぎた。受賞の挨拶も、和服姿でキュートな通崎さんが短いのにいちばん気が利いていて、座をさらう。よしよし。
2次会は銀座ライオンの個室で。通崎さんを囲み、わきあいあいと楽しいひとときを過ごす。『木琴デイズ』が世に出るために、多くの協力者がいたことを改めて知り(ちょっと嫉妬するほど、みんなに愛されている)、その一人、後藤正治さんがいらしてて挨拶する。サン毎でも『天人』を紹介したばかり。枚方在住ということもあり、勝手に親近感強し。