朝、早起き。
昨日は西荻へ。「盛林堂」岡崎棚へ補充分を持参するが、補充するほどには売れていなかった。図々しいんだよ。レジの若御寮んさんに預けて、音羽館へ移動。広瀬くんと「赤レンガ」でああでもないこうでもないと情報交換。いま、イスラエルで軍事活動うんぬんで騒がせている北大生の話題とともに、その端緒となる求人貼り紙のあった秋葉原古書店、というのが気になるが、古ツアさんは踏破済みで、そのため古ツアブログ訪問者が急増中、と聞いた。広瀬くんからさらに意外な話も。「音羽館」店頭で、カバーなしで状態は悪いが、庄野潤三プールサイド小景』みすず、を見つけ買う。もちろん未所持。庄野本で古書価の高いトップクラスの一冊。汚れ朽ちても金は金。カバーつきで状態が良ければ4〜6万。本体背部分は布。本文は正字、旧かな。検印紙あり。後ろ見返しに道玄坂「文紀堂」の書店シールが。はがそうと思ったが失敗。昭和30年の刊、初版。そうか、ぼくより年上だ。家に帰ってパラフィンでくるむ。ちょっと幸せ。
夜更けと朝の激しい咳き込みはなくなるが、食欲なく、依然低空飛行。
午前中、ぎりぎりまで原稿を書き、送付。その送付先であるサン毎へ、本えらび。車中では片岡義男『ムーヴィン・オン』を。いいぞ、いいぞと思いながら読む。神保町では「あむーる」で10冊ほど。新潮文庫の『日夏耿之介詩集』は珍しいのなり。みんな、どこ見てんだろう。今日の「あむーる」には、みんなエサ箱に顔をつっこむみたいに食いついていた。ぜんぜんどかない占拠男がいて、しかもぜんぜん買わないの。なにをどうしたいのか。どういう神経をしているのか。膝蹴りを食らわせそうになる。あぶないなあ。
ひさしぶりに「いもや」でトンカツ。く、苦しい。ドトールの二階喫煙席窓側で、ザ・ピースを吸っていたら、紙袋を持ったユーセンくんが下を通る。「かんたんむ」へ補充か。サン毎で、前担当者のHさんから、「ラジオ、ぐうぜん聞きました」と。JーWAVEの方だ。「なんか、ラジオから知ってる声が聞こえてきて」という。そんなことあるんだなあ。眼鏡のジョイントのネジが取れ、100鈞で小さなドライバーセットを買って、とりつけようとしたら、ネジ(指先でつまめないぐらい)がどこかへ転がった。やるなあ、と思ったら、やってしまった。
帰り、立川へ。jineで直してもらっているあいだに、眼鏡を見てたら、一つ欲しくなった。いまかけているのと違うタイプのを注文。薄いカラーレンズなので、すぐには手渡せないという。「ブ」で、母親から頼まれた山崎豊子横山秀夫を大量買い。
山崎の「崎」は、つくりの上が「立」だが、それで打つと、変な字に変換されて表示されてしまうことを知る。ぼくの「岡崎」の「崎」も本当は、上が「立」だ。めんどうなので、ペンネームみたいに「崎」を使っている。