午後、三鷹駅前「三鷹ネットワーク大学」で講演。70のキャパに、けっこうたくさん詰めかけてくれた。ちょっと目先の笑いにこだわりすぎて、大局的に読書論を展開できず。もうしわけなく思う。終わって三鷹図書館の愛らしい女性が挨拶に来る。善行堂へ行って、『新・文學入門』を買ってくれたという。ありがとう。
そのほか、何人か、善行堂へ行きましたと報告に来る。ぼくは東京での窓口みたいになっている。こちらにもお礼を言う。
変な咳が止まらず、いやな感じ。夏も一時期そうだった。全体に体調は低調。
書き下ろしに移行した堺正章論の堺駿二のパート50枚を、二日がかりでなんとか仕上げる。もとになる原稿があったからできたこと。以後は、もうストックがなく。完全書き下ろしとなる。
今朝の「朝日」を開いて、自分が登場しているのに驚く。「本を整理する」というネタ。そうか、あの取材がこうなったか。しかし、我が部屋を振り帰れば、整理がいちばん必要なのは自分なり。
車中で『文学の器』を読む。これから、またひと仕事。
ブルームーン」をこんなバージョンで