昨日、五反田「南部」即売展を見て(退屈くんが働いていた。そうか某古書店の店員だもんな)、神保町へ移動。スーパー源氏に少し補充をし、サン毎の本えらび。ちょっと体調悪し。軽い風邪だろうか。歩いていてふらふらする感じ。体が重い。そのまま帰ろうと思うが、夜の予定が入っていて、ギンレイへ。どんどんプログラムをすっぽかし、これでは年間会員の元が取れないのじゃないか。この日は、ウディ・アレンの新作「ブルージャスミン」。セレブに浸り、虚飾に気づかないふりをしていたジャスミンケイト・ブランシェット)が、たちまち転落。すべてを失って、シカゴの妹(血はつながっていない)のアパートに転がり込む。自尊心だけが支え。そして、どんどん壊れていく。ケイト・ブランシェット大会とも言うべき、演技のありったけを見せた作品なり。彼女の救いは、「ブルームーン」というポピュラー曲がかかるときだけ。ぼくも大好きな曲。
http://www.youtube.com/watch?v=N2k7-gCMA74
http://blue-jasmine.jp/
夜は「アンチヘブリンガン」で、北條一浩・洋子夫妻を祝う会。海ねこ夫妻、ユーセン・豆コンビ、コウノ、ネギさん、西秋学さんなどが集る。いい会だった。ちょうど「すずらん本屋堂」で夏葉社・島田くんが出演する日で、店の大型モニターで、みんなで島田くんを見る。好感度がうなぎ上り。百年、ビビビ、ピース又吉各氏も夏葉社讃を。
「アンチ」のそばに、「庭のホテル」という洒落たホテルがあり、ネギさん情報だと、とてもいいホテルだそうだ。帰り、中央線に遅れ。ぎゅうぎゅう詰めで、吐きそうになりながら帰還。そんなに飲んでないのになあ。座れた車内では、五反田で買った坂本忠雄『文学の器』を。もう5年前に本なのか。