9月30日から半年、毎週火曜日夜7時から、ニッポン放送で始まる新番組「大人のパラダイス」の一コーナーにレギュラー出演することになりました。
http://www.1242.com/program/otopara/
たぶん古本の話から始まると思います。20数回の出演で、一回が15分程度。曲もかけるということなので、10分ちょいの短い出演ですが、これは又吉くんの番組にゲスト出演した流れ。プロデューサーもライターも同じ人です。有楽町に夜、通うことになる。終わってから夜のサンポを楽しもうと思っています。
昨日はその打ち合わせをニッポン放送で。終えて神保町へ。ほんとうにひさしぶりに、「いもや」でトンカツ定食。こんなでかかったっけ。完食の自信はなかったが、最後の最後を押し込む。体が重たくなったような気分。でもうまい。
コミガレが開いている。ただし買い物はなし。タテキンで一冊。佐藤春夫『剪られた花』(新潮社/大正12年8刷り)。中篇小説叢書の一冊。小口がギザギザ。もとはアンカットだったのかしらん。
文省堂の均一を覗くも空振り。出たところで、神保町で会うべき人、詩人の城戸朱理さんとばったり。おやおや、と「ぶらじる」で一時間ばかり雑談。10年以上ぶりじゃないか。いつも城戸さんのブログは読ませてもらっているから、愛妻バンビちゃんとか、いろんな情報はわかっているつもり。御互い、探りあうように、話題の手札を切りながら喋る時間が楽しかった。また、ぜひと別れて、「スーパー源氏」を覗く。三省堂古書市には、ぼくの棚をそのまま移動して、勝手に売ってくれているのだが、追加補充もしないで、それでも場所が変われば、けっこう売れている。ここが古本のおもしろいところ。社長の河野さんから、いろいろ相談を受けるが、いつも何か手を考えている人。こちらはボケた頭が働かない。
車中ではロバート・クレイス『容疑者』(創元社推理文庫)を。傷ついた刑事と、傷ついた犬のコンビの友情ものがたり。