天気予報がはずれ、朝、快晴。朝から近くの校門前で待機している、他校の高校生たちが大声で談笑。まだ8時前。しばらく我慢していたが、出ていって注意する。住宅地で、日曜の朝、まだ寝ている人もたくさんいるから気をつかえ、と。朝からやな感じ。
というわけで、今から準備して「みちくさ市」へ出かけます。申し分のない天候。暑くはならないだろう。新作「古本おみくじ」を作って、キク薬局前でお待ちしております。
脚力のみ(海を渡るのはカヤック)で、屋久島から利尻へ、日本百名山を一筆書きで踏破する「グレート・トラバース」3回目を見る。あちこちで待ち構えて、感動や応援を押し売りする野次馬たち、不快。遠くから黙って応援するのが、本当の思いやりだろう。月へ行ってもいるよ。「応援してます。がんばってください。握手してください。きゃあ!」
岡林信康の1973年大晦日から未明にかけてのライブ盤2枚組を買う。ちょうど「金色のライオン」が出た年で、同アルバムの曲が中心。ドラムは松本隆。曲がみんないい。買ってよかった。
夕方、みちくさ市を終え、無事帰ってきた。やっぱり疲れましたねえ。でも、天気もよく、知り合いもたくさん来てくれて、やっぱりやってよかった。挙げ始めるときりがない。ありがとうございました。段ボール二箱送って、ちょうど一箱分が売れた。妻の手製のブックカバーも、台湾で書店を経営されているという男性が、8枚も買ってくださって、面目を施す。ちょうど「東京人」の台湾特集号を持ってきていたので、それを見せると、件の紳士、ウンウンうなずいて、ページをめくって指さす。なんと、そこに紳士の経営する書店が紹介されていた。副編の田中さんの名前も出て、驚く。とても素敵なオシャレな書店。書店経営だけではなく、出版等、本回りゼンタイの事業を手がけているという。すばらしい。「田園城市文化事業」と名刺には刷り込まれている。
放浪書房トミーくんが、この日、とても素敵な古本販売屋台を用意してくれていて、それを借りて販売。これは評判よかったです。棚も可動式で、表からでも裏からでも使える優れもの。来てくれたお客さんに自慢しながら古本を売る。古本小学生のケンタロウくんもご両親と一緒に来てくれて、本を選ぶ姿がもう堂に入っている。本を選ぶ姿が手慣れていて、迷いがない。そして、小六の平成少年が買ったのは、なんと少年倶楽部文庫の『冒険ダン吉』。だいじょうぶかしらん。でも、本当にいい子なんだ、ケンタロウくん。
この日、トークのあった角田さん、ハルミンさんも、顔を見せてくれる。角田さんとは久しぶり。なんだか、キレイになったんじゃないでしょうか、角田さん。
カヒロさんからは、できたばかりのCD「カヒロ式 童謡ドロップス 第一缶」をちょうだいする。ロシア民謡や日本の童謡を独自にアレンジした曲集。いま、聞いていますが、ぼく、民謡や童謡、好きなんですよね。これ、編曲も録音もマスタリングもカヒロさん自身の手による。演奏もそうだろう。どうして、こんなマルチなことがセンスよくできるんだろう。エレキにカポをはめて弾くぼくとしては驚嘆。