いやあ、夏ですねえ。届いた「古書通信」最新号、連載「昨日も今日も古本さんぽ」は、韓国から来日した古本屋さんとの西荻巡り。3回目となる岡崎武志古書目録も掲載。1回目は10数名の注文があったが、2回目は1名と激減。このままではこのページを閉じなくてはならない。どうすればいいのか。プロとアマの差を実感。
CSで、昔の(1966年)「若者たち」を連続放送していて、何回か見た。平屋の一軒家に親のないきょうだい5人が固まって住んでいる。休日、きょうだいで浅草へ映画を観に行く。昼飯代がもったいないと、紅一点のオリエ(佐藤オリエ佐藤忠良の娘)が弁当を作る。昭和41年の浅草六区が映るが、まだ映画街も活気がある。山本圭が、なんだかやたらにカッコいいのである。これは江東のどこかといった設定か。「東京へ行く」と長兄の田中邦衛が言う。隅田川を越え、銀座や浅草へ行くことを「東京へ行く」と言ったようだ。