昨日は、力の入る仕事を終え、虚脱状態。原稿執筆は休んで、ヨムヨムの一日。古い友人からの思いがけない手紙に返信を書いたりする。「古通」目録の注文はその後も途切れず入り、掲載商品の半分は売れ先が決まった。東京では、さほど珍しくない本でも「長い間、探究書でした」とハガキに書く人がある。やっぱり、こう年がら年中、古書展や古本市があり、古書店の数も多く、均一だけでも楽しめるというのは、東京ならではだと思う。私に田舎暮らしはできなそう。次回目録も送付済み。新書を多く出品した。食いついてくださるかどうか。
読まねばならぬゲラの束が二つあるが、まだ手をつけてない。五月はなかなか厳しい月であった。
古通」の古本さんぽ、次はどこへ行こうかと、例によって「グーグルマップ」古本屋と駅名打ち込み散歩を続けていたら、小田急小田原線の「相武台前」、「相模原」が未踏地として食いついてきた。いずれも古ツアさんが踏破ずみ。この記述が参考になる。かつて日月堂さんが店を出していた「大岡山」も、なんだかおもしろそうなことになっている。6月は「大人の休日」倶楽部きっぷを使って遠出したいが、行けるかしらん。その前に部屋の片づけを。本の海を泳ぐように移動。
芸術新聞社ウェブ連載「人生散歩術」吉田健一編3を送付。吉田健一の文章を、あちこち本を広げて読むのは楽しかった。芸術新聞社のウェブ連載サイトが、こんなにいろんな人が書いて、充実しているとは知らなんだ。平山周吉さんも書いている。
http://www.gei-shin.co.jp/art-access/index.html