25日は、バカスカ買える高円寺「中央線」展の二日目、そして海ねこさん始め、知り合いが多く出展している「地下の古書展」へ行きたかったが、諸般の事情で自重する。そういえば、世田谷文学館茨木のり子展にもまだ行けていない。「ギンレイ」も一回パス、とどうもうまくない。
今朝、早起きしたのも、そのためで、いま取りかかっている、締め切りを大幅に過ぎた仕事を、なんとか着地させたいともがく。締め切りは遅れても半日、と心掛けているのだが、最近、どうも危ない。不良ライターになりつつあり、これは単に忙しいというようなことではないのではないか。とにかくパソコンの前に座って、いまこのブログを書いているみたいに、何か、書き始めることが大事だ。今日はいちにち、がんばろう。この年になって、がんばれば、まだ身につくことがあるのは、経験上わかっているので、やるしかない。乏しい才を、マッチを擦るみたいに、点しながら坑道を進む。
大岡信折々のうた』はコンプリートまで、あと「新」編の「三」「六」「七」を残すのみ。
昼前、ようやくトンネルを抜ける。あとは日々のレベルで仕事をこなしていける。
歯の治療へ。歯茎に麻酔を打たれたとき、あまりの痛さに「ぐげぇー!」と叫び、もだえる。担当の女医さん、「痛かった?」「だいじょうぶ」と、子どもに言うように言う。「うん、だいじょうぶ」とまるっきり子どもだ。しかし、痛みに本当に弱い。拷問には到底耐え切れないと思う。ものの一秒で降参して「なんでも言います。あらいざらい喋ります」と言いそうだ。