本日、NHKで「団塊スタイル」の収録。司会は国井雅比古さんと風吹ジュンさん。内容については守秘義務があるそうなので、書きません。6月13日にEテレで夜8時から放送です。国井さんを見ると、「風のなかのスバル〜」という中島みゆきの曲が頭のなかで鳴る。
週末の渋谷は祭りのような人出。歩くにもままならない。井の頭線に乗ったら、満員で、吊革にぶらさがったら、席に座った前の二人、ぼくの両側二人が本を読んでいた。思わず、カメラで撮影したくなる。左の女性は古い文庫で岡本綺堂。前の席にいる若い男性は専門書らしきものを読んでいた。ポテチを食べているその横の若いビジネスマン(最初、中学生かと思った)はラノベふう。こんなこともあるんだあなあ。
渋谷古書センター表の均一で、ひさしぶりに新潮文庫、書き入れありの『マイブック』を買う。1月25日で一度途絶え、2月、少し復活するが、結局続かず。小田急某駅で乗り降りする、研修医らしい。他人に読まれて困ることは何も書いてないのでつまらない。
電車のなかでは、漱石『坑夫』。なかなか銅山にたどりつけない。その道中のごちゃごちゃした心の葛藤がおもしろい。
明日は「みちくさ」です。池田ビル前に出ます。退屈していると思うので、話しに来てください。
ビッグイシュー」に、梨木香歩『村田エフェンディ滞土録』の紹介原稿を書いて送付。いや、梨木香歩、すごいです。ぜったいのおすすめ。