昨日は、と書き出すのに飽きたがしかたない。昨日のこと。
白山を目指す。白山下からすぐ、誠文堂書店という新刊+古本、古本という2軒の店があり、未踏破だった。これを覗き(見応えのある一級の古本屋であることにびっくり)、時間を食い、あとは駆けるように坂を下って飯田橋をめざす。途中、「川口アパート」をチェック。これは「古通」にくわしく書きます。
「ギンレイ」で「ムード・インディゴ」という「うたかたの日々」を原作とした映画をおもしろく見た。外へ出るとうすら寒く、地面が濡れている。あとで聞くと、大雨だったらしい。うまく映画館で難を逃れた。「サンデー」で本選びをし、コミガレ、タテキン(ともに収穫なし)「愛書会」を覗き、高円寺へ。「コクテイル」で朝日新聞の取材というか古本屋のリサーチを受ける。ベテラン女性記者で、佐久間さん、矢部ちゃんの懐かしい話を。歩数計は1万2000歩。
「愛書会」では日本の名随筆「岬」。灯台の文章がある。栗谷川虹『木山捷平の生涯』が500円とバカ安で思わず買ったが、あとで調べたら、ネットでもそれぐらいなのか。おそらく出品した店も、そのあたり、検索してから値付けしたと思われる。でも、なんで、こんなに安くなっちゃんだろう。